バッテリーがウイルスに感染?googleからの警告は本当?Android編

火の用心♪スマホ1台、事故のもと~♪
あ、失礼しました!毎度お馴染みの2700です!

今回はAndroid OSのスマートフォンやタブレットによくありがちなセキュリティトラブルのお話です。
これはAndroid OSに限った話ではなく、iOSやWindowsにもあり得る話なので多くの方に読んで頂きたいテーマです。
特にスマートフォンを使用しているお子様がいる方には読んでほしいですね。

ここではAndroid端末でGoogle Chromeを利用中に、Googleから「バッテリーがウイルスに感染した」という警告メッセージが起きた場合を例題とし、解説していきます。

・そもそもバッテリーにウイルス感染はするのか?
・Googleの警告メッセージは警告だった?その中身とは?
・警告メッセージを装う広告の目的
・知識をもち、冷静に対処すれば怖くはない
・大手のサイトにも紛れている可能性があり!

1.そもそもバッテリーにウイルス感染はするのか?

そもそもバッテリーにウイルス感染はするのか?
最初に「スマートフォンのバッテリーはウイルスに感染するのか?」ということへの結論を申し上げます。

「スマートフォンのバッテリーがウイルスに感染することはあり得ません」

厳密にいうとウイルスはバッテリーを直接狙うのは不可能だということです。
そもそもコンピューターウイルスはスマートフォンを作動させるOSのシステムに対しての脅威であります。

よく「ウイルスに感染してバッテリー消費が激しくなった」、「バッテリーが発熱しやすくなった」と言う人がいますが、これは不正な動作をするアプリが本体に負荷を掛ける動きをすることにより発生するというのが一般的な理屈です。
v よってGoogleによる「バッテリーがウイルスに感染しました」というメッセージは虚偽だということがわかります。

しかし「じゃあ、なんでGoogleが嘘の警告メッセージを送ってくるの?」という疑問がわいてきませんか?

実はこの警告メッセージ、Googleを装った巧妙な落とし穴なのです。









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2.Googleの警告メッセージは偽物だった?その中身とは?

Googleの警告メッセージは偽物だった?その中身とは?
まずウイルスに感染することを想像してみましょう。
ウイルスに感染したデバイスには使用者にご丁寧に「ウイルスに感染した」と知らせてくれる余力があるでしょうか?

そんな余力を残してくれるウイルスがあるなんて考えにくいですよね。

実はこの警告メッセージの正体は「Googleを装い使用者の危機感を煽って商品をダウンロードさせる」という巧妙な広告なのです。
広告といっても見た目は広告ではないため、悪質さを感じてしまいますね。

この広告パターンは2016年から急激に増えてきています。
この悪質な手法を使う広告業者の目的は一体何なのでしょうか?

3.警告メッセージを装う広告の目的

警告メッセージを装う広告の目的
この警告メッセージを装った広告の目的は「展開している会社が報酬を得るため」です。

この警告メッセージは「セキュリティソフトのインストールが必要です」という言葉もついており、無料のセキュリティアプリのインストールページに誘導するようになっています。

こちらがインストールすることによって広告を展開している会社には広告収入インセンティブが入るわけなのです。
悪質なアフィリエイトとでも言えばいいでしょか?

基本的にこの広告を展開しているアプリケーションは外資系企業のものが多いです。
「Go Security」や「CM Security」がその代表格と言われています。

ダウンロード自体は無料なので問題ありませんが、セキュリティソフトとしてはクオリティは微妙なものが多いです。
インストールすれば本体の動作が重くなってしまったり、勝手に膨大なシステムアップデートを行い大容量のモバイルデータ通信を行うこともあり得ます。

もっと悪質なものだと、不正アクセスを行う業者も存在します。
ウイルスに感染もしていないのに、嘘の警告メッセージに誘導されて本当にウイルス感染してしまうという最悪の顛末になってしまうのです。

4.知識をもち、冷静に対処すれば怖くはない

知識をもち、冷静に対処すれば怖くはない
まず「Androd OSがウイルスに感染した場合、感染したという警告メッセージが現れることはない」ということを覚えておきましょう。

そしてGoogleを装った警告メッセージは気にしないということです。
警告メッセージは無視を決め込みましょう。

しかしこの広告、一度表示されると後から何度も表示を繰り返しつきまとってくるものも存在します。
粘着性が高い広告に出くわしてしまった場合、どうすればいいのでしょうか?

最も手っ取り早い方法は端末を再起動することです。
念のため再起動ではなく手動で電源OFFを行い、数秒間待ってから電源ONしてください。

もしこれでも問題が解消されなかった場合はAndroid OSのWebブラウザである「Google Chrome」の履歴とキャッシュ、タブを全て消去してください。

ブラウザ内で保存されているオンラインサイトのIDやパスワードは消えてしまうので、事前にメモ帳アプリ等に控えておくことをお勧めします。

もし操作方法がわからない場合は販売店のスタッフに聞けば丁寧に教えてくれます。

携帯電話ショップでも一時期「こんな警告メッセージが出たんだけど、大丈夫なの?」と思われた方の来店が多くありましたので、殆どのショップスタッフが対処方法を把握しているはずです。
(把握していないスタッフは携帯電話ショップスタッフ失格!!)

5. 大手のサイトにも紛れている可能性あり!

大手のサイトにも紛れている可能性あり!
以前であればこの類の広告はマイナーな動画配信サイト等でよく見受けられるものでした。
しかしYahooやtwitterを閲覧してくる際も出てくる事例も発生しています。

おそらく多くの広告の中で紛れ込んできたのでしょう。

胡散臭いマイナーなサイトを閲覧中に警告メッセージが出てきたときは「本物なの?」と疑う思考になりますが、Yahooのような信頼性が高い大手のサイトを見ている最中にGoogleからの警告メッセージが表示されると嫌でも不安になりますよね。

しかし大手サイトを閲覧中に表示される警告メッセージも立派な偽物なので気にしないようにしてください。

「バッテリーがウイルスに感染した」というもの以外の文面も非常に多彩に用意されています。
(おそらく文面によって業者も違うのでしょう)
私が確認したものだけでも約50種類存在しているので驚きです。

中には使用している機種を的確に断定していると思わせる文面のものや、DoCoMoを装った詐欺メッセージもあります。

他会社の名前まで使うと立派な詐欺行為ですね…。

6.総括

今回はAndroid OSでの事例と対処法を解説しました。
警告メッセージのデザインも如何にもGoogleが警告してきているかのようなデザインなので、危機感の煽り度合いは非常に高いです。

しかし知識さえしっかり持っていれば冷静に対処することが可能です。

またこのような広告に出くわさないためにも広告チェック機能がある有料セキュリティアプリを入れて対策をしておくべきでしょう。

冒頭でも述べましたが、これはAndroid OSに限った話ではありません。
iOSやMac OS、そしてWindowsにも同様の脅威は存在します。

iPhoneの場合でもiOSの設定画面を装ったデザインで偽の警告メッセージを表示してきますし、他のOSでも同様の手口が蔓延しています。
どのデバイスを使用していてもつきまとう脅威なのです。

お子様がスマートフォンを使用しているときに、今回のような警告メッセージに出くわしパニックに陥ってしまうことも少なくありません。

そのときはお子様に「インターネットばっかり使ってるからこうなるんだ!」と怒るだけでなく、しっかりと対処法も教えてあげることも大切です。

インターネットデバイスに対する脅威は日々形を変えてあらゆる手口で迫ってきます。
日常的にどのような形のリスクが存在するのかという情報にアンテナを張っておくことが必要になるでしょう。









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